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人事コンサルティング用語集 - 人件費

労働装備率

労働装備率は、有形固定資産を平均従業員数で除して算出します。使用総資本のうち、土地、建物、機械などの固定資産が従業員1人当たりどのくらいになるかで従業員数が適正水準であるかなどを表します。また、労働装備率に固定資産回転率と売上高付加価値率を乗じることで、従業員1人当たりの労働生産性を計算することができます。労働生産性を上げるためには、労働装備率を上げることと、生産設備をどれだけ有効に活用しているかがポイントになります。

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経験曲線

経験曲線は、製品の製造を継続して続けていくと、累積製造量が多くなるに従って、その製造や販売に要する単位当たりコストが下がっていく現象を描いたグラフの曲線をいいます。製造のみでなく、販売などでも活動量が増えれば、一定の比率で単位コストが低減します。この比率を習熟率といい、業種によって異なります。労働集約的な作業で同じ作業を繰り返すような業種ほど習熟率は高くなります。経験曲線が生じる要因は、労働者の習熟による能率の向上のほかに、作業動作の標準化や工程の改善などがあります。

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人件費

人件費は、従業員の給与賃金手当の総額+賞与(引当金繰入)福利厚生費(法定福利費含む)+退職給付費用(引当金繰入)及び、役員報酬+役員賞与+役員退職慰労引当金繰入の総額を含めて総称して人件費といいます。人件費は、大きな費用であり、これの有効活用は、常に、経営の大きな課題です。売上高対人件費比率や労働分配率、従業員1人当り売上高等の指標でのマクロな検討の他に、部門部署ごとのミクロな分析手法が必要になっています。

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労働生産性

労働生産性は、付加価値を従業員数で割り、1人でどれだけの付加価値を創出しているかの指標をいいます。労働生産性の指標から従業員一人ひとりが効率的に価値を生み出しているか。その企業に競争力があるかなどがわかります。問題は、労働生産性をいかに上げられるかです。労働者の能力や意欲を上げる施策も大事ですが、労働に設備等生産的要素を有効に機能させることや全体の生産システムの効率性や高度化等によって1人あたりの労働の価値を向上させることができます。同業他社の指標や自社の過去の指標との比較でいかに改善していくかが課題です。

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労働分配率

労働分配率は、企業における付加価値に占める人件費の割合をいいます。製造業であれば、付加価値=売上高―(原材料費+買入部品類費+外注費)で計算されます。販売業であれば、付加価値=売上高―売上原価=売上総利益(粗利益)です。このように付加価値や売上総利益に対して人件費がどの程度の割合であるかを見ることによって人件費の規模の適性度を確認すことに使われます。業種によって労働分配率の標準値が経済産業省や財務省等の統計指標で示されていますので、それとの対比で確認ができます。

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