株式会社マックブレイントップページ > 人事コンサルティングブログ > 社員のオーナーシップについて
人事コンサルティングブログ
社員のオーナーシップについて
2026年2月25日 11:35 AM
オーナーシップとは、「指示されたからやる」という消極的な仕事の取り組み方ではなく、より「自分事」として仕事に取り組もうとするマインドセットであり、所謂、当事者意識のことです。
人手不足が恒常的な課題となり、さらに今までの常識が通用しなくなってきている現代で組織力を保っていくためには、これまでのように「上司やリーダーが当たり前に指揮をとり、下の社員がそれについていく」という形だけでは対応しきれず、上司やリーダーの意思決定だけではなく、社員全員が主体性をもって仕事に向き合う必要性がこれまで以上に高まっています。
そもそも、上司やリーダーの統率力だけに頼るのは限界があり、メンバーが指示されることに慣れてしまい、自律性の高い人材が育たず、チームを強化していくことは難しいため、決まったやり方だけに囚われず多様な価値観をもった意見が活発に飛び交う風土と、そこで生まれたアイディアをスピーディに実現することができる環境をいかに作ることができるかがカギとなっています。
そこでいま、企業としての価値を高めるだけでなく、社員のやりがいや人材の定着にも密接に関係するオーナーシップが注目を集めているわけですが、その一方で、マネージャーやリーダーであるにも関わらず、オーナーシップをもてない社員が少なからず存在することも現実です。
オーナーシップをもてない要因としては、「失敗やリスクへの不安」や「将来への不透明感」などのポジティブな意識の低下、また、「プライベート時間の重視」や「現状維持バイアス」などの変化を嫌うことなどが挙げられ、「仕事の成果も自身の成長もほどほどでいい」と感じている若いビジネスパーソンも少なくなく、まず「入ってくるお金」、次に「プライベートな時間」、そして「それに対して発生する労働」とが、上手くバランスがとれている状態が理想という意識が当たり前になれば、「自分は、どういう人になりたいのか」「自分の人生をどうしていきたいのか」という自身の「ビジョン」を描き切れずに、ただ漠然と日々の仕事をこなすだけの状態になってしまいます。
そのため、社員がそうした状態に陥る前に、心理的安全性を確保し、普段のミーティングから決まったメンバーばかりが発言するのはなく、誰もが意見を言える雰囲気作りを醸成することや、一人ひとりに仕事の裁量を与えて自ら考えて仕事をさせることで、仕事を「自分事」へと変化させていけるよう仕向けていくこと、さらに、「失敗を責め過ぎず、失敗しても次に活かせばいい」というカルチャーを醸成することも必要であり、オーナーシップを発揮している社員を評価するなど、前向きにチャレンジできるような環境作りを行っていくことがとても大事となります。皆さんの職場ではどのように取り組まれていますか。
カテゴリー:人事コンサルタントの雑感
最近の投稿
- 社員のオーナーシップについて
- 社内エンゲージメントサーベイについて
- リテンションマネジメントについて
- 思いもよらずハラスメントと訴えられてしまったら
- 組織における社員のキャリアパスについて
- 組織開発に有効なデリバラブルについて
- 人事制度の見直しについて
- 育児介護休業法等の改正について
- 企業の熱中症対策義務化について
- 人事評価制度のトレンドについて
カテゴリー
月別アーカイブ
- 2026年2月 (1)
- 2026年1月 (1)
- 2025年12月 (1)
- 2025年11月 (1)
- 2025年10月 (1)
- 2025年9月 (1)
- 2025年8月 (1)
- 2025年7月 (1)
- 2025年6月 (1)
- 2025年5月 (1)
- 2025年4月 (1)
- 2025年3月 (1)











