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新入社員研修を通して思うこと

2022年3月30日 10:00 AM

急激な拡大を見せていたコロナ第6波の感染者数が減少し、まん延防止措置が解除となりました。一方で、海の向こうウクライナではロシアによる軍事侵攻が一か月以上におよび、甚大な被害と犠牲者が発生しています。さらに、これからこの戦争による世界的な資源不足と物価高騰が予想されます。

毎年度、この季節になると、幾つかの企業から新入社員研修のご依頼をいただきます。社員教育や人材育成については、各企業でそれぞれのお考えやご方針がお在りですが、新人研修においては、どの企業でもビジネスマナーやコミュニケーション、業務・社会常識等で共通されているように思います。これは、欧米社会では新卒と言えども学生時代に修得した専門知識やスキルによる戦力として期待されるのに対し、日本では新卒は学生上がりとして入社と同時に指導教育し戦力を目指していくという文化が根付いているからのような気がします。

ここ数年、新人研修を行う中で、当然期待される社員が多くいる一方で、中には自覚や意識、能力が不足していると思われる社員がみられることが少なくありません。これからも間違いなく続いていくであろう少子化による人手不足の中での採用活動における各企業の新規採用担当者の皆さんのご苦労は至極大変なものと理解していますが、どうしても人数合わせの採用になってしまうと企業にとっても社員にとっても幸福な結果に繋がっていかないことは少なくありません。
企業の文化や社風、業務内容と本人の適性や価値観が見合っていない、本人の成績や能力が本来求める水準を満たしていない、社内の良い側面だけをアピールして仕事の実態を本人に伝えないことなどのまま採用し入社を迎えるようなことであれば、所謂ミスマッチが発生し、指導教育も行き届かず、配属先での混乱や衝突などのモラールダウンを招くことにも繋がってしまいます。

現状、どんな社員でも指導教育してなんとか活用していかなければならないことは多くの企業の課題として実感していますが、それぞれの企業が求める水準と職場の適正人員規模をもとに、どのような社員を採用し、どのように指導教育し、職場のキーパーソンとなり得る人材として育てていくかという努力を諦めてはいけないと思います。皆さんの企業の採用フローはいかがですか?

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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