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研修指導をしていて考えること。

2015年3月15日 7:33 PM

さまざまな研修会の指導をしていていろいろなことを考えさせられます。

私共は、多くの企業からご依頼いただいて、様々なテーマの研修指導を行っています。
テーマによって、それぞれの企業の特徴やご要望、ご希望などをまとめて指導プロセスを決めています。

研修で使用する資料は、以前に使用したものを使うのではなく、その都度違う研修テーマと研修を受ける人たちにフィットするように新たに作成します。一つ一つの研修によって、その研修を受ける人たちが今、何を求めているのか、仕事をしていて何が不足しているのか、どこを補強すべきかなどが違うからです。

研修指導を行う際は、その研修でどの程度の効果を達成させるかの目標を幾つか設定して臨みます。そこでは、通常の教室形式で講義するような方法はあまりしません。講義と講義の間にケーススタディを随所に入れてそれに取り組んでもらい、各人に発表してもらいます。そこで、即座にコメント、アドバイスし、時には双方向で、あるいは全体の討議で、その討議を深めるやり方で、多くを取り入れて進めていきます。

また、役員や上司の方々にも可能な限り参加してもらい、3方向での研修も行います。それにより、上司の方々の考えも、研修を受ける人たちの考えもオープンになり、そのプロセスの中で多くのことを学びとることができます。

要は、研修は一方通行で講義を聴かせるだけでは殆ど効果は期待できません。テクニカルの研修であればそれで済みますが、上述の現在の仕事の補強や活動の改善といったようなテーマの場合、ただ講義を聴いているだけの研修では職場での実際の行動の変化にまで至らないのです。

一般に外部で行われている研修会も私共も講師としてお引き受けしていますが、その場合は、特定の企業内の課題や目的ではなく、共通したテーマで行われるものなので、根っこの土台が違います。

さらに、企業内での研修は、継続して定期的に行うことが大事です。例えば、上期、下期の年2回を2~3年続けてシリーズ化するなど、本当に仕事に役立つ効果を期待するためには必要なことであると思います。それでも不足している人には個別にマンツーマンのフォロー指導を行っています。

こうして指導していくことは大変なことですが、その結果、効果は必ず表れます。そのときは報われた思いになります。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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