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平成時代の振り返りと令和時代への展望

2019年4月30日 11:52 AM

平成時代は平成元年の株価や不動産などの高騰から始まり、平成3年には昭和終末期からのバブル経済が崩壊し、それ以降、長い間に渡って景気が低迷し続けました。その間、多くの企業が倒産し、新規の設備投資なども減少し、将来の先行き不安から主に内部留保に走る状況が続きました。

一方で、就労総人口の約4割が非正規社員化し正規社員と賃金に大きな格差が生じ中間層が減少しました。さらに国内消費購買力の低迷が続き、相変わらずデフレから脱却できない状況です。

また、平成の時代は自然災害が多く発生し復興がまだ途中の状況にあります。それと同時に、少子高齢化が急激に進行し人手不足が増々深刻化しており、これに必要な社会保障などの分野においては構造改革が未着手の状況にあります。

平成の終末期のこの数年間で超金融緩和策などで景気浮揚が推し進められていますが、これも株価や不動産などの一部の分野で活況が見られる程度で、経済全体を押し上げる新しい有力なパワーは依然として不足しています。さらに、ここに来て多くの企業で残業などの長時間労働の抑制や働き方改革なども始まっていますが、人手不足の状況にもかかわらず肝心な労働生産性の向上や人材育成が充分に進んでいない状況です。

そこで、次の時代である令和への展望についてですが、一つは上述の平成時代に積み残した多くの課題にいかに取り組み、どのように解決していくか。さらにもう一つはAIや5Gなどのテクノロジーの発展が新しい時代を大きく左右すると予想されることです。

ここで重要なことは、これを社会全体で正しく認識し、人の仕事や生活の向上にいかに有効に活用していくかです。よく云われているように、いま人が行っている多くの仕事が一方的にAIに取って代わられてしまうというようなことではなく、人の行う仕事に正確かつ有効に能率よく活かされ、人の生活をより豊かなものにするために使われることが極めて重要です。
そのために、新しい時代に向かって更なる新しい認識と成長が我々に求められているのではないでしょうか。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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