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限定正社員制度と人事異動との相乗効果について

2014年4月15日 5:09 PM

最近、限定正社員制度の採用がまた復活してきています。
20年くらい前に、この制度が導入され始めましたが、一時それが減り、またこの制度を採用しようとする企業が増えてきています。

その理由の一つは、いまの時代、親の介護の度合いが益々増えているので、遠距離人事異動がなかなかできなくなってきているためです。我が国の医療が、予防医療をもっと重視するようにならないと介護老人が増え、在宅介護の必要性も益々増えてくるからです。

限定正社員制度は、一言で云えば、勤務地をある一定の範囲内に限定し、その地域の中で人事異動が行われる制度です。勤務場所を一か所に限定する制度もありますが、その必要はないでしょう。

例えば、首都圏の範囲、あるいは3~4県の範囲内でも、企業のそれぞれの特性によっては人事異動を行うことはできるでしょう。今は、交通の便も良いので、住居を移さなくても勤務地をある程度広げることも可能です。

人事異動は、社員の視野を広げ、必要な経験を積むことによって新しい発想も生まれ、仕事の質の向上と本人のモチベーションアップには欠かせないものです。上下の関係も、4~5年に一回くらいずつ変えていくことが人を育てるのには必要なことです。

昔のように遠距離の人事異動ではなく、近くに家族がいる限定的人事異動のほうが、企業にとっても本人にとっても沢山のメリットがあるのではないかと思います。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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