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最近の労働時間の規制、撤廃の議論をどう思いますか。

2014年6月15日 5:19 PM

最近、米国の fair Labor Standard act によるホワイトカラー・エグゼンプションを引用して事務職の労働時間 1日8時間の制限を撤廃して自由に働けるようにしようという議論が行われています。米国では事務職のうち、その約2割の人たちがこのホワイトカラー・エグゼンプションに相当すると言われています。政府与党では、最初の突破口として専門職のうち、年収1000万円以上で特定の職種に限定して本人の希望により、これを適用するという案を考えているようです。

企業で働く皆さんについては、いろいろお考えになることが異なると思いますが、どうでしょうか。
成長戦略の一つとして労働法規の規制緩和としてこれを取り上げることが唐突で、できることから始めようということだと思いますが、これを活かす企業は非常に少なく、採用してもその効果よりも問題が多すぎて多分採用できる企業は非常に少ないと思います。本人が希望してスタートしても、企業と本人の考えが異なり、成果で還元するといっても期待に反し、一方で過重労働による苦情やさらに労災などの多くの問題が発生しそうです。

それよりも成長戦略であるならば、もっと骨太の戦略で日本の産業を掘り起し、それに合わせて労働法規全般を視野にいれて本質的な検討を加えてほしいと思いますが、どうでしょうか。

現行の労働法規は、改正を続け今日まで来ていますが、改革すべきことは多数あるのに成長戦略の少ない品揃えに加えるだけのような気がしてなりません。少し言い過ぎかも知れませんが…。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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